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Posted @ October 03, 2005 0:05 JST(+09:00) [ コレ、ホシイ。 ]

ペンタブレット体験記

WACOM i-620SGIB intuos2 i-620Serial(アイシーブルー)
wacom | Intuos3
(↑の写真は1つ前のシリーズ、 intuos 2 です。)

前々からかなーり興味のあったペンタブレット。 ワタシ自身は興味は尽きないものの触る機会もなく今に至っていたのだが、ペンタブレットとしては老舗(?)メーカーの wacom の intuos という製品の新バージョンがリリースされるにあたり、某所で無料体験講習会のようなものが開催されると聞きつけて、勢いで応募して体験してみた。

ペンタブレット、面白いっすね、今更ですが(笑)。

ペンタブレット=お絵描き、なのは否定はしませんし、確かにそうなんですが、そちらについては敢えて後回しにして、使ってみて大きく感じたのは、ペンタブレット=お絵描きではあっても、ペンタブレットはお絵描きだけ、出来るんではないのね、というコト。
この違いの発見(?)は結構でかいかも。

ワタシ個人に関して言えば、グラフィック関連商品(ソフト・周辺機器含む)の利用用途って、どちらかというと絵を描く、というより、画像の加工がやっぱりメインなんですよね。 仕事としても趣味としても。
なので「お絵描きが全て」で完結してしまうのではペンタブレットの購入にまで至るのはビミョーだなぁ…というのが常々感じてたホントのところ。

でも、なかなかどうして、画像の加工(例えば写真)をするにもこやつ、かなーり重宝するんですねぇ。
なるほどなるほど、細かい修正範囲の選択なんかは画像処理ソフトのマスキング機能をフル活用でペンでぐりぐり、時に細かーい部分もちまちまと、選択範囲を塗りつぶしてやればいい訳ですわ。
これは確かに便利。
もふもふのわんこの写真で試してみたけど、なるほど便利。
家に帰って髪の毛がふわりとしてる人物写真でも試してみたけど、なるほど便利。
今までマウスでやってた作業量の負担が軽くなること軽くなること!

太っ腹な講習会で、このペンタブレットを持ってないワタシみたいなビンボー人には一式を1ヶ月貸し出してくれる、というので、実は現在も引き続き自宅で試用中。

せっかくなので久しぶりにお絵描きしてみる。
っていうか、タブレットにはコレまで縁がなかった訳で、マウスでテキトウなイラストは描いたりもしてきたけど、 PC マターで「絵画」的な作業をするのは久しぶりも何も、はじめてなのね。

グラフィックソフト上で木炭…だかパステルだかみたいな筆を選択して、筆圧で濃淡の差が出る設定にして描く。
ををを、木炭デッサン画 on PC だぁぁ!
期待以上に筆圧による濃淡がちゃんと表現したいカンジに描かれていく。
ちょーっと楽しすぎます。
今まであんまりその機能の力を発揮させた記憶もなかった指先ツールあたりでごしごしやってぼかしてみたり、あー、ある意味バーチャルながら超久しぶりに絵描いてる感があるわぁ。

今度は水彩画風お絵描きにも挑戦してみようっと。
グラフィックソフトの機能次第ではあるけど、色んな画材を気軽に試してみる感覚も楽しい。

講習会で従来のペンタブレットを使った経験のある人たちは、比較する基準がそれなりにあるので「をを~」という評価をしていたようですが、何せはじめて使うワタシにとっては intuos 自体がどれだけ進化したシロモノなのかは定かじゃありませんが、筆圧や筆の方向などによる反応・動作の細かさは格段によくなってるらしいです。

あとはパッド上での書き味っていうんですかね、ソレも、ペン先とパッドそのものの素材を数種類オプションとして用意するコトによって、しっくりくる書き味を選ぶことも出来るそうです。
いくつか試させてもらいましたが、微妙な違いなんですが、確かに違いがあって、「フェルトペンできゅっきゅ描いてる感」風とか、なんとなく「鉛筆でコリコリ描いてる感」風とか、そういうのって絵を描く人にとっては重要ポイントになるだろうなぁ…。

そんな感じで総体的に面白いです、ペンタブレット。

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