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Posted @ March 15, 2004 20:34 JST(+09:00) [ 猫連れ旅の準備(PETS 他) ]

ネコの採血(第1弾)

長いような短いような感じでワクチン接種から一ヶ月が過ぎた。

今日は動物病院に採血に行って、血液を梱包、明日には血液検査機関である BioBest 社にサンプルを送る。

去年のうちに BioBest のサイトは散々見ていたのだが、一通り読んで安心しすぎてここ最近は見てなかったので今更ながら、いざ送付にあたって最終確認でサイトをチェック。 現地にいた元相方と共にチャットしながら、獣医さんに説明しなければならないであろう書類の書き方等を話してみると…あれ?

書式が変わってる!

慌てて新しい pdf ファイルをダウンロードして、プリントした。 どうやら今年から変更になったらしい。 慌てたけど書式は改悪ではなく、簡素で判りやすいものに改良されてた様子で一安心。

検査に必要な血液に関しては、

If possible, have the veterinary surgeon centrifuge the sample and send only the serum. We would prefer 1ml of serum, however 2ml of clotted blood would be acceptable provided it is not in transit too long. There is no need to ensure samples remain frozen or refrigerated in transit provided they get to us within 5-7 days of dispatch.

可能であれば獣医でサンプル(血液)を遠心分離機にかけて血清だけを送るように。 あまりに長期間の輸送でないという条件においては、1ミリリットルの血清か、又は2ミリリットルの凝固した血液が望ましい。 発送から5~7日程度で到着する場合にはサンプル(血液)を凝固させたり冷蔵した状態での運送(クール宅急便みたいな?)をする必要はない。

とあったので、予め獣医の友人にも伝えておいた…が、たかが1ミリや2ミリの血液採取なんて甘く思ってたけど、小動物には結構な量だったんですね…( ̄ー ̄;) 連れて行ったらまず、「あのね、1ミリの血清取る為には5ミリの血液抜かなきゃなんないのよ」と言うコトで、まずはきっちり全身状態チェックして、挙句に「う~ん、こいつはじぃさんだし、大丈夫かなぁ? でも最近は健康状態に特別問題はないよね?」なんて聞かれて採取に至りました。 ドキドキした。

どうやらウチのネコの見た目があまりにみすぼらしく見えるらしく、チップ埋め込みに行った時点で「この子、行く時まで元気でいられるかねぇ」なんて言われずとも不安な材料のトップを思いっきり言われてしまった。 …あ、でも、毎日沢山の動物見てる人がそう思うんだからきっと本当にそうなんでしょう(笑)。 若い頃は地元の団地でノラのボスにまで登りつめてぶいぶい言わせてた大柄ネコだったんです、これでも。

「せっかく採血するんだからついでにウチで簡単に出来る血液検査もしておこうか?」との申し出に、多少は今後の、「実際にヤツをイギリスまで連れて行くべきかどうか」の命題の判断材料にもなると思い、お願いした。 …が、年齢と見た目のわりには(根に持ってるw)、持病のせいで腎臓やられてるにしてはすこぶる健康マークが頂けた様です。 よかったよかった。

分離させた血清をもらい、書類に記入もしてもらい、ついでに梱包用にあのビニールの空気入りのプチプチシートもお土産にもらって帰宅。 この血清とやらが、どんな大きさでどんな形で渡されるものやらも判らなかったので、「箱必要かなぁ、それとも封筒?」と悩んでいたが、タバコ1本より細くて小さい位のプラスチックの筒型容器だったので、仰々しい箱はいらないなぁ、というコトでこれまたプチプチシートが中張りされてるワレモノ送り用の封筒に入れる事にした。

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