browneyes

実は去年の夏にパソコンから異音がしはじめた。
通常デスクトップパソコンから聞こえる静かなモーター音を「ひゅーーーーん」って表現するとしたら、ひどい時で「ぶぎゅい”ーーーーーん」ってなカンジ。　（これで理解出来る人いるのか？）
または時には「ヴィヴィヴィヴビビビビビ」とか「ンガランガランガラ」なんて音も。
挙句に使っているとふっつりと止まる。　エラーメッセージも何もなくふっつりとフリーズ。
でもってハンダ付けをしている時の様な金属の焼ける香りもそこはかとなく…。

明らかに尋常な状態ではない。　突如火を噴いても納得出来るレベル。　でも中を開けるのはホント嫌い。
実は今使ってるマザーボード、元々どこかの有名パソコンライターさんの所にレビュー書く為サンプル品としてリリース前に届いたものをハードウェアオタクな知人がもらい受けたもののお下がり品というイワク付で、まぁいわばバルク品…になるのかな？
しかも初めから電源周りに電圧を切り替えるスイッチ（？）が無かったりして、フツーにスイッチ１つ押したのでは電気も通らないシロモノ。　まぁ起動させてしまえば後は問題なしなんで、まぁ普段は困らないんだけど。

そんな訳で聞くも見るも尋常ではない状態のまま忙しさもあって放置していたら、ある日を境に異音がなくなった。
それはそれで不気味だったけど、音もしないでまともに動いている様子なのでこれまたそのままにして半年使い続けてきた。

…と、前回のエントリを書いた直後に異音再発。
派手な音をたて始めたかと思いきや、今回は音と共に早いタイミングでパソコンもフリーズしてしまう。
そして以前よりも強めのハンダ付けチックな香り。
今回はやばそうだ、と思い、悪いなぁ…と思いつつ、お下がりをくれた知人に（あくまで知人なので友人経由で）ＳＯＳ。 早速見てくれる、という話なので友人の車で友人共々躯体持参でお邪魔する。
自分の予想では恐らく電源側のファンからの異音の様な気がする、と伝えると快く手持ちの余ってる電源ボックスと交換してくれた。　しかも電圧もきちんと 110V に固定されてる電源ボックスだ。
試しに起動。　静かに起動。

送ってくれた友人に礼を言って別れる時、友人が「あそこでは動いたけどまた家では動かなかったりしてね～」

やめてくれぃ、縁起でもない。

…動かない orz

っていうか、音がないだけで、稼動はするんだけどほぼ即フリーズしてしまう。　生存可能時間３～５分くらいで。
香りも相変わらず香ばしい。

泣きそうな気分で仕方ナシに自分でも中を開けてみる。
… CPU 界隈あっつー！
過去に別の知人が絶賛してた Speedfan というソフトで、各ファンの状態と温度を調べられればなぁ…と、ダメもとで、躯体開けっ放しにしたまま起動→即 Google →即ダウンロード→即インストール→即起動。　なになに？　CPU 温度…ひゃひゃひゃひゃくにじゅうはちど？
…そしてそれだけを教えてくれてパソコンは再びフリーズ。 （←コレはその後に取った Speedfan の情報画面のキャプチャなので数値はその時のモノではありません。　念の為）
水が沸騰するのは 100 度ですよ？　128 度って…（￣ー￣；）
ちなみに fan の回転数も 0RPM でした。　CPU ファン、これ以上はないっていう位死んでます、ってコトですね。

この時点で既に鳥が目覚めそうな時間。
しょうがない、わかったよ、電源ボックスのファンは触れないけど CPU のファンなら自分でナントカしてみるよ（ CPU に近い所も今までずっと避けて通ってたけど）。

とりあえず一旦寝る。
…なんか寒いな、今夜は。　寒波は去った筈なのに。
（￣ω￣；）！
まさか…この冬はあまり寒さを感じないな～、と思っていたのはこのパソコンの「お陰」だったのか…。　恐るべし CPU 熱。

で、パーツ買いに走る。
「今更万が一ファンが直ったとしても、あの臭いからすると CPU 焼ききれてるかもしれないよなぁ…」
「仕事どうしよ。　HDD は元気そうだからデータは無事だろうけど動かすモトがなくっちゃなぁ…」
「 CPU がお亡くなりになってたらファン買っても無駄じゃんかよ…」
なんて沈みながらも、取り敢えずビックカメラのポイントが溜まってたので、現金使わずに購入。　これで仮に無駄になったとしてもちょっとは慰められる。

帰って CPU ファンの交換。　ヒートシンクと古いファンのネジと新しいファンに付いてたネジと、どれも微妙に合わないながらなんとか無理矢理固定。
（中を開ける事にはとても小心者なくせに、一旦開けてしまうとごりごりと大胆に責めてしまうワタシｗ）
取り敢えず開けっ放しで電源オン。

ををを！　おニューのファン、元気よく回ってる！
（当たり前かｗ）

←そんな問題児パソ子のファン交換後の様子。　よぉ～く見るとファンがヒートシンクにぴったり収まる状態じゃなくて若干斜めにズレて固定されてます（笑）。　だってネジ合わねーんだもん。

調子に乗って、実は一緒に買ってきたファン用の防塵フィルタも取り付ける。
躯体を閉じて改めて起動、早速 Speedfan で状態チェック。
ブラウザやメーラー程度の稼動時で平均 50 度代の後半なので、理想的な温度、には遠く及ばないけど、大した無茶使いはしないと思うし、これなら沸点に達することはなさそう。　これでもう暫くはもってくれることでしょう。

…と、安心してたら、このろくすっぽパソコンの開けなかった２日の間に相変わらずトラバとコメントスパムのコラボレーションが山のようだった。
でも前回のエントリの対策のお陰で削除と禁止 URL 登録作業はすげーラクチンでした。

とはいえ今のところ２月頭からのトータル件数約 80 件。
内容も居直ってて「コメント止めて欲しかったら○○（メアド）までメールして来い」（ケンカ売ってますかぁ？　うっかりメールしたらメールのスパム確実でしょ）とか書いてあったりして若干悪質さを増してますね。
これって海外ブログとかもやられてるんでしょうか？
被害件数も多そうだし、追随するスパマーが現れる前にもっと問題視されるとよいかも。