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Posted @ February 26, 2005 18:49 JST(+09:00) [ カイテキピィシィライフ ]

今度はスパム冤罪被害者になってしまった模様

ここでは未だエントリ数の伸び悩んでるカテゴリなんだけど(苦笑)、実は密かに結構アンチスパムなワタシ。 だもんで自己防衛に自己防衛!という意識の元、有用そうなサービスを片っ端から試していたら、ぁゃιぃコトしてる訳じゃないのにメールアカウントの数はすごい数。

そんな中には事実上はやり取りには一切使っていない、受信専用のアカウントやら、何がしかのサービス利用の為の登録にしか使ってないアカウントもある。
そんなアカウントの1つ(普段はせいぜい月に1~2通どこぞのサービスからのDMが来る程度)に今日の昼過ぎからエラーメールをぞろぞろと受信。

エラーメール送るなゴルァ!…といくら言われたって、そもそもワタシぁそのメアドから何も送ってないですよぅ。 _| ̄|○
てか、友達とのやり取りようにも一度も利用したことないし、公開もしたことないアドレスなんだってばさぁ
やだなー、やだなー、過去に何度かどこかのアンチスパム系コミュニティで見かけたスパム冤罪の被害者になろうとしてる予感。 激しく悪寒。

取り敢えずスパム冤罪について大雑把に説明すると、スパマーさんはスパムメールをばら撒く訳ですが、ひと頃よりも賢く(?)なったスパマーさん達は自分のメアドではないテキトーなメアドで from 欄(メールの送信者の欄)を詐称した状態でスパムを送信しまくる訳です。

まぁ、スパムメールに限らず数年前からウィルス感染者の PC が from 詐称してウィルスをばら撒かせるようにプログラミングしておくコトで感染者本人が感染に気付きにくいようにする(→延々ウィルスばら撒かせる)、なんていうウィルスなんかも出来て大騒ぎになりましたが。
とにかく from 欄なんて誰にでも詐称出来てしまう/されてしまうモノなんですよね。

なのに受信した被害者は from 欄の名前だけを判断基準にして怒ったり文句言ったり通報したりしてしまうケースが多いので、詐称の from 欄として使われてしまったメアド保持者に向けて所謂冤罪被害と言われる二次被害も起きてしまう訳です。

…文章で説明も面倒なので相関図を書いてみました。
いちいち絵を描くのがかったるかったので登場人物が某巨大掲示板ライクな顔文字ですがお許しください( ̄ー ̄;)

spam enzai soukanzu

うわぁぁぁ…。
こんなしょーもない相関図を書いてた間にもエラーメールが続々と届いてました。 約 30 分くらいの間でしょうか、その間だけで 44 通。 参ったな。 (なぁんて書いてる間にも着々と新規に受信してます)
今月は頭っからブログ上でのトラックバックスパム、そして今回のスパム冤罪被害。
なんとまぁ、とことんスパム受難の月になってしまいました。

今の所、相関図の中の、スパム受信者からの文句メールは来てる様子はないので、ワタシのアカウント名を騙ったスパムが全てエラーで弾かれただけで、実際に誰かにスパムそのものが届いてしまっているのかどうかは知る由もありません。
エラーメールの内容からすると、数種類のロシアのメアド宛てに@マークの前をアルファベットの総当りにして送信しまくってるみたいです(コレを書いてる今現在、やっと v あたりまで終了した模様)。 ロシア人に宣伝したいネタなんてワタシにあるもんかい!
(…でも、ロシア人のネットユーザーには申し訳ないけど、もっと全世界規模なアドレス宛てではなさそうでちょっとだけホッとした…。 yahoo.com とか hotmail.com とか gmail.com 宛てにやられちゃったらお手上げだよなぁ…。 そうは言いつつもロシア…日本なんかよりははるかにでかくて人口多そうだなぁ…)

広義的に考えると現状でも無意味なトラフィックの増大、スパマーそのものの存在、でもって(はじめて自分で体験する)冤罪被害など、既にどこを取っても問題だらけなのですが、単なる平凡な1ネットユーザーとしては究極、一過性で沈静化してくれるなら「今だけ」なんて思って泣き寝入りでもまぁ、いいんですけど、どうなんでしょうね?
一度詐称に使われてしまったメアドって、今後も使われてしまう可能性もアリ?
取り敢えず今日1日は様子見…なんて思ってますが、きちんと可能な限りの手は打っておいた方がいいのか悪いのか…なんともわからん。

きちんとしたスパムの問題についてのエントリもぼちぼちして行こうと思って大分前からカテゴリも作ってはいたんです。
みんなが正しく対処してスパム撲滅はすべきでしょ、泣き寝入りや文句言ってるばかりじゃスパムは増える一方でなくならないし。
なんて常々思ってるので。
(元々スパマーが存在しなきゃそんな必要、ないんだけどね、そもそも)

が、まさか冤罪被害に合ってしまったぼやきエントリでスタートするとは… orz
でも、まぁ、これまたアンチスパムの取り組みでは未だに軽視されがちでありつつも二次被害としては根深い問題とされているコトなので、よい(個人的にはちっともよくないですが)冤罪被害サンプルになる事でしょう。

一応超有名アンチスパムサイトのスパム冤罪被害についての記事を紹介してぼやき終了。 落ち着いたらぼやきではなくきちんと冤罪被害に関するエントリも書こうかな。

未だに冤罪アドレス事件が絶えないようです。

 皆さん、理解して下さい。インターネットメールで差出人メールアドレスはいくらでもウソをつけるのです(ウソをついた形跡はプロバイダーに残るので悪用してはいけません)。あなたに届いた迷惑メールの差出人のアドレスも、全く無関係な第三者である可能性が十分に高いのです。

 以前から私はそのような冤罪被害の発生を憂えていましたが、携帯電話の迷惑メールが止まらない中で、未だに差出人アドレスを信じ、苦情や嫌がらせを送る人が絶えないようです。

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エントリ中に出てきた IT 用語をチェック!
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Comments
At February 26, 2005 11:03 PM, browneyes said...

コメントにて経過報告追記:
(エントリいじるの面倒なので)
受信したエラーメールを厳密にチェックすると、今日の 14:33 の冤罪被害開始から8時間半の 23:00 現在で、エラーメール通算 250 通を超えました。

At March 5, 2005 12:20 AM, dzlfox said...

うちにもメーラーデーモン女史からいろいろ来ます。
うちのアドレスがどこで悪さしているのかと思うと、ちょっとうなってしまいます。

dtiのアドレスに来るスパムの数はとんでもないです。dti自身のフィルタとGmailのスパム・フィルタでだいぶ防げていますが。

At March 5, 2005 05:30 PM, browneyes said...

え~! dzlfox さんトコでもですか。
実はワタシの友人トコもやられてるみたいでした。
彼女は PC も英語も疎いのですが、内容をこと細かく聞いてみたトコロウチと同様、ロシア方面宛のエラーメールの模様。
量は数十通/日でしたのでウチよりはひどくなかったみたいですけど…。
ウチは一応エントリ書いた日半日で250通+エラーを返す反応の遅かったと思われるサーバからのが未だに1日数通来る程度で取り敢えず収束みたいです…今の所。
今回のは公開すらしたことないモノでしたが、メアド、html で公開してしまうともう、大変なコトになりますよね。
いんたあねっと、まっとうなコトに安心して快適に利用出来る時代なんて…来ないんだろうな。
その割に知識の薄い一般エンドユーザに便利さばかり強調して、無責任に放り出してる現状もワルモノの片棒担いでるような気もします。
スパムフィルタとしての Gmail の利用、なかなかよいみたいですね。
ワタシもこないだ試して、なかなかの精度に感激してました。

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