米大統領選の日のインタアネット
最近、カナダ人のカメラ友達の利用している fotolog.net によく立ち寄る。
（っていうか、自分もアカウントだけテキトーに取りつつもまだ何もアップしてなかったりするんだけど：笑）。
で、今日もぷらーっと眺めていると、写真、でなく、文字画像のアップされたサムネイルがちょこちょことある。 何だろう、と見に行ってみると、皆、ブッシュ氏再選を嘆くスローガンめいたものをアップしているのね。
kunja さん（アメリカ在住）の所はかなり力が入っていて、その画像の為にページのデザインを背景も文字も全て真っ黒に設定して、左側に表示される最新の画像の件数分も全て真っ黒画像をアップしてスローガン「 Shame on you America （アメリカよ恥を知れ）」だけを強調。 （今は通常に戻ってます）
xxcarmenxx さん（オランダ在住）の所も黒バックに合わせた「 Four more years of Bush Terror （ブッシュのテロイヤーもう４年）」のスローガン入り画像。
shodowplay さん（アメリカ在住）は特にトータルコーディネイト（？）はないものの、ウィットの効いたスローガン「 ughh... 4 more years bushshit.... disgusting, depressing, disgraceful （うげぇ… あと４年もブッシュシット… 最低、憂鬱、面目ない）」
各画像へのコメントも各国から様々。 かと言って、ケリー氏になっても大差ないかも…という声もあったけど（笑）、概ね皆スローガンに同調してたかな。 やっぱり単に Anyone But Bush だけでは厳しい現実なんだろうな。 それでも好むと好まざるとに関わらず全世界に影響力を持ってしまいかねない国の大統領を、底の浅い、というか、何もなさそうなのが判りきった人に任せるよりは、未知数の人に任せた方がまだ希望が持てる気がしてたな。 アメリカの選挙権のない外国人が何言ったってしょうがないんだけどね。
でも、だからこそ、アメリカ国民に訴えかけたラディンの言葉、すごい鋭いトコ突いてたんだと思うなぁ。 田舎の農民な人も、ドラッグディーラーも、本気で私念や自分の身の回りの利益を超えたトコまで考えて選挙に向かえ、なんて、背負うものが大きすぎるんだろうけど、「世界の警察」を自認しちゃってる自国を受け入れて、且つ、（アメリカ国民として）誇りにまで思ってしまっている限りは、権利だけでなく背負う義務も大きい筈なのに、ソコのバランスは見事に崩れてる、っていうのが今のアメリカなんじゃないかなぁ。 別に多くの諸外国はアメリカに世界の警察を期待してるわけでもないんだし、でも、アメリカ国民が一番それに気づきにくいんだろうな。 国民が気づいて「余計なトコばっか向いてないで内政にもっと取り組めや、ごるぁ」って方向を向いてくれるのが一番アメリカが良くなるんだと思うんだけど…。
なんてコトを考えつつ（そうでもないか）、とある日本語の Wiki サイトを訪問したら、クラッカーに思いっきりトップページを書き換えられてる場面に遭遇。 これまたブッシュ再選絡みのメッセージの羅列がトップのメインページ一面に。 （クラッカーさんを保護する為ではなく、功績を称える意図はないので名前らしき部分は割愛） てか、何故日本語のサイトにぃ？
