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Posted @ January 06, 2005 2:31 JST(+09:00) [ ねこにっき ]

虹の橋とペットロス

自分と同じ言葉を話さない最愛のともだち─ペット─を亡くして悲しんでいる人たちへ。

browneyes@photo を最近訪れてくれた人なら既に知っているかもしれませんが、我が愛猫、はまぐりこと、ちびが先月の10日に18年と4ヶ月の生涯を終えました。
年齢的にもですが、健康面でも若干の問題もあり、もう数年来覚悟はしていたつもりでしたが、それでもやはり実際に失って、しかも日を追うごとに不在を認識しては募る寂しさ。  臨終を迎えた後で一番怖かったのはソレでした。

ネット上でも同じような思いを綴ったり、共有して傷を癒そうとしているコミュニティは思いの外多いんだ、というコトも、実際にヤツが旅立ってから知りました。

そんなコミュニティをさまよい始めたワタシの目に頻繁に飛び込んでくる「Rainbow Bridge」「虹の橋」、一体何なんだろう? と探してみたところ、作者不詳の、ペットを亡くしたオーナーとそのペットが将来、再開する場所について書かれた詩なんですね。  多くのペットロスで苦しむ人の心の痛みを癒してくれている詩です。 …っていうか、ワタシの場合、若干副作用で逆に切なさも募りましたが…。

browneyes@photo該当エントリにも実はリンクしてはいるのですが、ちょっと判り辛いし、どなたかにコメントされたとおり、確かに超個人的なエントリなので(それはそれでいいんだ、と思ってます)、この詩に関しては、こうしてきちんと紹介しておこうと思います。

以下、 Rainbow Bridge 各国語サイト(現在日本語含め14カ国語)+原文と、それとは別にご自身でオリジナル+派生の詩を日本語訳してらっしゃるノラのママさんのサイトを紹介します。

The Rainbow Bridge Poem
Author unknown...
Just this side of heaven is a place called Rainbow Bridge.
When an animal dies that has been especially close to someone here, that pet goes to Rainbow Bridge. There are meadows and hills for all of our special friends so they can run and play together. There is plenty of food, water and sunshine, and our friends are warm and comfortable.

All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor. Those who were hurt or maimed are made whole and strong again, just as we remember them in our dreams of days and times gone by. The animals are happy and content, except for one small thing; they each miss someone very special to them, who had to be left behind.
They all run and play together, but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance. His bright eyes are intent. His eager body quivers. Suddenly he begins to run from the group, flying over the green grass, his legs carrying him faster and faster.

You have been spotted, and when you and your special friend finally meet, you cling together in joyous reunion, never to be parted again. The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head, and you look once more into the trusting eyes of your pet, so long gone from your life but never absent from your heart.

Then you cross Rainbow Bridge together....

上記、 Rainbow Bridge とその派生の詩の原文・対訳を掲載しているサイトです。

「その日」が近いコトを予期したのは旅立つ7日前。 他にも個人的にいくつもの大きな問題を抱えた状態でしたが、最後の1週間は自分にまつわる全ての物事を停止して、ほぼつきっきりでただひたすら、コイツが安心して最期の日を迎えられるように、というコトだけに専念をしました。

next to me
next to me
Originally uploaded by ll_browneyes_ll.

「たかがペット」なんて切り捨てられてしまうコトもままありますが、それでも常に誰よりも傍にいてくれた、こちらの一方的な思い込みだとしても一番の理解者で、あちらに選択の余地もないだろうと言われたとしても、きっと親友にも家族にも見せたことのない、もしかしたら自分自身すら気付いていない程「素」の自分をありのまま見せるコトが出来たのも、それをありのまま受け止めきってくれたのも、ワタシにとってはヤツだけなのかもしれない。

これからも、人であれ人以外の生き物であれ、沢山出会っていくのだろうけど、ヤツとワタシの間にあったものと全く同じものはあり得ない。
喪失感と、そこから来る痛みは消せないけれど、それで自分を悲しみに浸らせ続けるつもりはない。
…だって虹の橋で再会するんだもん。
ただ、その、全く同じもののあり得ない「なにか」をヤツと育めたコトを幸せに思うし、これからも大事にしていきたいと思う。

ちなみに、ヤツが先立って(そうだよね、日本語でだって「先立つ」って言葉があるんだからやっぱり後で落ち合うんだよ、きっとw)すぐ、なるべく家族や友達にもべしょべしょ泣き付けずに途方にくれてる時、こんなサイトも見つけました。

ペットロスサポートは、愛するペットを失った悲しみをうまく乗り越えるために、どうすればよいかを考えていくページです。愛する動物が死んだとき、家族を失った時以上の悲しみに陥ることもまれではありません。けれども、そんな時、あなたの回りには、本当にその悲しみを共有して、あるいははげましてくれる人がいるでしょうか?誰にも判ってもらえない「痛み」、やり場のない「悲しみ」を抱えている‥‥とあなたが思ったとき、この掲示板に思いをぶつけてください。きっとわかってくれる人が居るはずです。

オンライン上の掲示板の他にもペットロス経験者のボランティアによる毎週土曜日のホットライン(電話)やミーティングなんかもあるみたいです。


このネコ日記カテゴリ、作った時点で既にはまぐりはリアルタイムで楽しい話題を提供出来る状態では正直なかったのですが(いや、特に危険な状態…とかではなく、あまりに歳を取り過ぎていて寝るだけの毎日だったので)、今後も悲しみヌキで笑って若かりし日からのヤツとの思い出話を綴る場所+あればこれからどこかで出会う猫たちとの話の場所として継続していこうと思ってます。

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