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Posted @ January 20, 2005 2:22 JST(+09:00) [ デキゴト ]

マユゲ

今ヒジョーに眉毛がかゆい。 ついでに目もかゆい。
これには訳があるのです。

古い友人の1人が脱サラ(←最近聞かない響きね)してファインメイクなるもので独立開業するべく頑張り中なのだが、そのファインメイクなるものをしてもらった。

これ、普通にお客さんでお願いすると2回の施術1セットでウン万円するらしいのだが、丁度ワタシが完全にあらゆるコトに打ちのめされきる直前、去年のワタシの誕生日直前くらいに別件で彼女と、別の共通の友人と会う予定があって、既にほぼ殻に篭っていた状態だったので渋々だったのだが共通の友人宅に出向くと、本来の用件もそこそこに、焼肉とこのファインメイクっていうのがセットでワタシの誕生日プレゼントとして準備されていた。
本人が誕生日なんてどぉでもいいよ、歳重ねても悲しいことが増えるだけ、と、誕生日すら疎ましく思ってたのにね。

で、ファインメイクってナニよ? ってトコでひっかかってる人も多いかな?
私自身、平均的女性より飾り気皆無だし、彼女がそういうコト始めなきゃ知らずに終わってたかも。

「ファインメイク」って言葉と共に大分浸透してきたのは結構最近らしいけど、言われてみればそういうコトしてる人、多くはなかったけど昔からいたかも。 半永久的にとれないメイク、平べったく言うとタトゥーです。 はい、タトゥー。 針でウィンウィンと(笑)。

おぉ、今改めて調べてみたらファインメイクって、アートメイク+刺青&タトゥーで色素の配合法から施行技術まで、言葉+技法自体登録商標の新技術なんですね。

これまでのアートメイクに、刺青、タトゥーのよい部分を取入れファインメイク(TM)という、まったく新しい世界を創り出しました。大阪三代目彫重先生も絶賛の技術です。
独自開発の材料・技術を使用したファインメイク(TM)は、ご登録頂いた方のみがお使い頂けます。
肌の状態・性質・皮膚の構造的特質などを研究し開発された知的所有権登録技術を取得しています。

で、覇気もないので言われるがまま、あまり心の準備もないまま施術。
痛みは…個人差あるみたいですね。 ワタシの場合は物理的な痛みには多少(自分で思ってたより)弱いみたいですが、精神的に針への恐怖感はあまりないのでよかったかも。
両眉終わって鏡を見て、「ほぉ~」
へたれた自分なのに眉毛のお陰で大分しゃんとして見える。 てか、キレイ。

正直、その後の落ちきってた時期、この眉毛じゃなかったらもっと元気になるのに時間かかったかも。 へたれてても鏡の中の自分はそんなでもないから。
自眉はワタシ、かなーり情けない眉毛なので、眉毛には苦労してたし(キレイに見せる化粧以前に眉毛だけはまともに描かないと人間に見えないので仕方なしに描いてた状態)、これからはソレからも開放されるのね。

とにかく両眉終わって、仕上がりも気に入って、ほっとしてたら、「はい、じゃ、次アイラインね」

( ̄ω ̄;)! ……アイラインって…睫毛より目玉側ですよねぇ?

目を閉じた状態で彼女が軽く目蓋を「うにっ」て押すとアイライン描くべき部分が表に出て、そこにウィンウィンやるんですが、勿論、「うにっ」の際に目蓋も軽く開くわけで、針がすぐそこに…。
まぁ、これも針への恐怖心はそんなに強くないのでパニックにはなりませんが、ある意味一時的な目の内側に異物混入状態みたいなモンなので、じっとしてるつもりでも目が、目蓋が勝手に動いてるのが心配だったわ。

…という感じで取り敢えず終了。

通常、同じコトを1月以内にもう1回やって全ての施術完了、という流れと聞いてはいたものの、その1月前後がワタシにとっての最も地獄の日々。
多少気にはしつつも連絡する元気もなく、そもそもいくらプレゼント(なんとなく実は上述の「共通の友人」がきちんとワタシの分まで支払っている気がしないでもないんだけど。 二人とも今までに色々苦労してるからこそ、通常、友達だからってなぁなぁにしない、その辺キッチリした奴等なので。)とはいえ、自分で金も払えないのにしてもらうのも申し訳ないから1回のままでも充分だよ、なんて思ってたら、私が多少元気になったのを待っていたかの様に、しかもまたまた別件メインなそ知らぬ顔で連絡が来た。
「じゃ、ついでに延び延びになってた2回目もその時にねっ」

という訳で先週2回目施術してきたトコロです。

まぁ、なんだかんだ言って肌に傷をつけてのモノなので、施術後1週間位、傷薬を塗って、傷が治りかけのような痒みを我慢して、その後カサブタが落ちて晴れて出来上がり!という感じです。

せっかくなのでと、今、施術直後~カサブタ落ちまでの変化を写真におさめてるので、そのうちアップしてみよう。

なんだかね、やってもらったファインメイクそのものも勿論すごく嬉しかったけど、ヤツらの表面普段どおりクールなまま、形に表れてない部分のもろもろはもっと嬉しかったよ。 ワタシもいつか、有形・無形で返してあげなくちゃ、ね。

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