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Posted @ January 21, 2005 23:40 JST(+09:00) [ デキゴト ]

Gmail

フリーソフト同様、オンライン上の無料サービスを試し倒してみるのが好きなワタシだが、その中でも無料ウェブスペース(きちんと ftp のあるモノ)&無料メールサービス(pop3 があって自分のメールソフトで読み書き出来るモノ)に関しては、目新しいサービスがあると聞くと試さずにはいられない。
日本語・英語サイトだけに留まらず、まったく読めもしないのにドイツ語サイトやロシア語サイト提供のモノまで試してみたり、過去には自分で無料サービス紹介サイトを立ち上げようかなんて思ってサーバ上にデータベース CGI まで組んでみたけど、更新もこまめな優良先駆サイトも多いのでナマケモノはそこまで頑張っても無理無理、とやめてしまった。

そんなこんなで大概のフリーメールは持ってたりするのだが、なかなかアカウント取得が出来なかったのが最近のあちこちの無料メールサービスの容量増の流れの火付け役となった、検索エンジンで有名な Google 提供の、いきなり1アカウントあたり 1G のスペースをくれてしまう太っ腹ぶりな Gmail 。

提供開始当初は違ったらしいんだけど、若干遅ればせながら噂を聞きつけてのこのこサイトに行ってみるも、誰でもほいほいアカウントを取得できない。 もう大分以前から当面の間、「招待制」になってしまったのである。
要するに、既に Gmail アカウントを持っているユーザーが、まだ持ってない人に招待メールを送ってはじめて、アカウント取得の権利を得るのだ。

残念ながらワタシの周りにはハードウェア geek やソフトウェア geek はいても、フリーのオンラインサービス geek は自分くらいなものなので、誰かに招待してもらおうにも Gmail ユーザーなんていやしない。
(つい最近1人 Gmail アカウント保持者と知り合ったので、遠まわしに「招待してよぅ」という意味で羨ましがってみたけど、とても鈍感な方らしく、気付いてもらえなかった。 ほっといても色々と有用なコトを教えてくれる人なんですが…。)

さすがのワタシもこればっかりはコネがなければどうしようもないので長いこと諦めていた。
…がっ! 今日、 Photo Friday に行ってみると、トップページの News に、既に今月初めのニュースとしてナニやら Gmail について書かれている記事が目に止まった。

Photo Friday - News
-MORE- GMAIL ACCOUNTS!
Got some of your own you want to get rid of? Want to get a Gmail account? Check out gmailswap.com

なになに? じーめいるすわっぷ? すげー気になる。
…というコトで訪問してみる。

要は Gmail アカウント保持者と所望者との招待してやる・してくれ用のコミュニティなんですね。
書き込みはサインアップしないと無理の様だが掲示板のログは見るコトが出来るのでざざっと斜めに読んでみる。

まずは所望者の掲示板。
なんだか大半はやーな感じ(笑)。
「キミが女の子で写真を送ってくれるなら招待してやるよ。 ヒヒヒ」とか、
「書き込んで5日も経つのに誰もアカウントなんかくれねーじゃねーか」「うっさい、お前の“お願い”メッセージが魅力ないからだよ」とか
足元を見るアカウント保持者たちと、卑屈になる所望者たち。 殺伐としてます。

そのまま立ち去ろうかと思ったけど、一応保持者の掲示板も見てみる。
相変わらず足元みたり、招待する気もなさそうに煽り風味な書き込みの中に、普通にくれそうな心の広い書き込みもいくつか発見。
中にはそういう面倒な手続きすっ飛ばしで、本人がテキトウに自分宛に招待メールを送って作った「招待アカウントセットアップ用ページ」の URL が貼ってあったり。

まぁ、その後のレスの付きっぷりから怪しそうな人もいれば、実際にアカウントもらえたお礼レスなんかが付いてるものもある。
そんな中、

「5人なら招待可。 (メアド)にメールくれればそれで可。」
「わお、もう希望者登場、あと残り4人分ねー」

という書き込みが目に止まって、暫く考え込んだ結果、 Bloglines のおまけの究極の捨てアドからお願いメールを試しに送ってみた。
日本時間で日中だったし、運良く返信あったとしても即ってコトはないだろう…と思っていたら、かなり即返信で「招待メール送ったよ」とという返信+実際の招待メール。

わーい。 これで晴れて Gmail ユーザーになれました。
どこの誰だか知らないけどありがとう。

念の為言っておくと、運良くワタシはまともな人とのやり取りが出来て一発OKだったけど、掲示板の雰囲気からすると皆が皆、完全なる善意、とは言い切れないと思います。 かと言って、自分もそうなので頭ごなしに否定は勿論しません。 取り敢えずヘンなコトになってもさくっと捨てられるメアドが用意出来て、安全か危険かを判断したり、ダメで元々と思うことが出来る人にはコネなしでも Gmail が取れるチャンスのある場、ってレベルで捉えといて下さいね。

ちなみに肝心の使用感。
POP3 も使えるんですね。 SSL でのパスワード送信が可能なメールソフトでないとダメなので、ワタシの愛用の EdMax では対応してないので受信不可でした。 ま、メインで利用するアカウントにはならないだろうからサブのメールソフトで対応出来るし。
Gmail サイト上の FAQ とかでも英語以外の言語には対応していない、と謳われてましたがブラウザ上・メールソフト上でも送受信共に日本語も UTF-8 扱いで読み書き可能でした。
ブラウザ上では若干独特な機能とかもあるみたいなので、もう暫く遊んでみます。

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Comments
At January 25, 2005 10:49 PM, dzlfox said...

いいですなぁ。
ブラウザからの使用時のレスポンスの具合はどうですか?

At January 27, 2005 12:16 AM, browneyes said...

ブラウザ上でも結構サクサク感ありますよ。
色んなコト出来そうなんですがまだまだ全然遊んでないので試しにかなりアクティブそうな Gmail ユーザーのヘルプ系 News Group (いや、単なる ML か?)とか入ってみましたが、怒涛の受信メールでもレスポンスはよさげです。
POP3 や転送とブラウザ上でのメール管理の連携のさせ方も悪くないですね。

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